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【大悲報!】iTunesアフィリエイトの報酬からiOS、macOSアプリが消えてしまう!

先日、iTunesアフィリエイトから受信したメールに重大発表が記載されていました。

なんと、2018年10月01日からiOS、macOSアプリ(もちろんアプリ内課金も)がiTunesアフィリエイトの報酬の対象から除外されます。

この発表はiTunesアフィリエイトを活用しているアフィリエイターさんに大きな衝撃を与えることになるでしょう!

ということで、この記事に以下のことをまとめました。

  • なぜiOS、macOSアプリがiTunesアフィリエイトの報酬の対象でなくなるのか
  • この変更に至ったAppleの経緯の考察
  • この変更によるブロガーと読者への影響

iOS、macOSアプリがiTunesアフィリエイトから外れる理由

Appleは、メール内でこのことについて以下のように述べています。

  • iOSとmacOSの新しいApp Storeは、アプリをより発見しやすくなった
  • そのため、2018年10月01日からiTunesアフィリエイトの報酬の対象から除外する

実際には、macOSのApp Storeは次回のOSアップデート『Mojave』から一新されます。
iOSのApp Storeは皆さんご存知の通り、iOS11のアップデートで一新されています。
恐らく、macOS Mojaveのリリースに合わせて、2018年10月01日から報酬の対象から外すのだと思います。

この変更に至った経緯の考察

それでは、なぜこのような変更に至ってしまったのかを僕の独断で考察してみたいと思います。

アプリへのアフィリエイトはもう必要なくなっていた

以下のように、Appleはアプリへのアフィリエイトを必要としていなかったのかもしれません。

  • 前々からアプリに対するアフィリエイトをAppleは必要としていないと考えていた
  • iOS、macOSのアプリをiTunesアフィリエイトの報酬から除外するタイミングをAppleは見計らっていた
  • その後、iOS11にてiOSのApp Storeのリニューアルを行った
  • Appleはこのリニューアルで、iTunesアフィリエイトからiOSアプリを本当に除外していいのかの実験をした
  • iTunesアフィリエイトを経由してのアプリ購入と、App Storeからの直接アプリ購入をiOS11のリリースから1年間見比べ、App Storeのみでも十分に色々なアプリを普及できることがわかった
  • そのため、macOSでも同じようなリニューアルを行い、iOS、macOSの両方のApp Soreが一新されるこのタイミングでiTunesアフィリエイトからiOS、macOSのアプリを除外することを決定した

よくよく考えてみると、iOS11から一新されたApp Storeを使用していると、確かにアプリが見つけやすくなっていることが感じられます。

個人的な感想ですが、App StoreのTodayタブで毎日アプリが更新されるため、App Storeを今までより起動するようになりました。
そして、こういうアプリがあったらいいな、というアプリが定期的にTodayにて紹介されています。
そのため、ネットでおすすめのアプリを調べなくなりました。
調べるとしても、Todayで紹介されたアプリの細かい機能を知りたい時だけ調べるようになっています。

このような理由からiOS、macOSアプリがiTunesアフィリエイトから外れるに至ったのかもしれないと僕は考えています。
陳腐な考察かもしれませんが、上記のような可能性は0ではないと思っています。

他の種類のアフィリエイトに力を入れてほしかった

現在、iTunesアフィリエイトで1番報酬額が高いのはApple Musicのアフィリエイトです。
以前は、ユーザーが初回に支払った額の50%が報酬でしたが、2018年に100%になりました。

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【朗報】iTunesアフィリエイトのApple Musicの報酬率が100%に!! サムネイル

【朗報】iTunesアフィリエイトのApple Musicの報酬率が100%に!!

2018/02/08

このアフィリエイトの報酬額の増加は、Apple Musicが普及してきている証でもあります。
また、AppleがApple Musicをより普及させたいという思いを込めているということもわかります。

最近では、Spotifyのユーザーも増えてきており、AppleとしてはSpotifyのユーザーをApple Musicに引き込むとともに、Spotifyのサービスのことが気になっているユーザーをApple Musicに誘導したいという考えを持っていると捉えることもできます。

AppleはWWDC2018にて、Apple TVではDolby Atmosという最新の音響技術を使用しており、iTunes StoreにてDolby Atmosに対応した4Kの動画コンテンツを今秋に配信するという告知もしています。

このことから、AppleはApple Musicや動画、その他のコンテンツの売り上げを増加したいと考えていると思われます。

iOS、macOSのApp StoreリニューアルにてApp Storeからの売り上げが見込めることを確信したAppleは、他の種類のアフィリエイトに対し、僕たちパートナーに力を入れてほしいと思い、今回の決断に至ったのかもしれません。

新しい種類のコンテンツの提供を始めたかった

今回、iOS、macOSアプリをiTunesアフィリエイトから外すことによって、いくらかの予算を獲得できることがわかります。
その予算を利用し、新しい種類のコンテンツの提供を始めたいのかもしれません。

例えば、Amazon Prime Video、Netflix、huluなどのような定額制の動画配信コンテンツを立ち上げたいと考えているかもしれません。
はたまた、僕たちが全く予想もつかない全く新しい便利なコンテンツを公開する予定かもしれません。

そして最終的には、その新しいコンテンツをiTunesアフィリエイトのアフィリエイトとし、そのコンテンツを普及させたいと考えているのかもしれません。

赤字なので黒字にしたかった

いわゆる金欠だった(笑

確かに僕たちパートナーからのiOSやmacOSのアフィリエイトは、アプリの普及につながっているでしょう。
ですが、会社としての業績が芳しくないため、Appleはこの決断に至った可能性もあります。
可能性としてはかなり低そうですが、そういう可能性もあるということだけお伝えしたかったのです(笑

新しいMacBook Pro、iMac Proなど、どんどん新しい製品を開発しているので、お金がないということは考えられないかなとも思っています。

iOS、macOSのアプリがアフィリエイト対象に戻る可能性はあるのか?

戻る可能性は0ではないと、僕は思っています。
今の方針でアプリの売り上げが見込めなくなったら、またiTunesアフィリエイトにアプリのアフィリエイトが戻ってくる可能性はあります。

ですが、可能性は限りなく低いと思っています。
なぜなら、今回のこの決断は、iTunesのアフィリエイターに多大なる影響を与えることになります。
そんな重要な決断なため、このことは、かなり前からApple社内で慎重に検討されていたと思います。

その結果、今回の決断に至ったと思われますので、それを易々とまた元に戻すとは思えません。
もし戻る可能性があるとしても、数年先になると僕は思っています。

この変更によって読者、ブロガーにどのような影響が起きるのか

恐らく、iOSアプリ、macOSアプリを紹介するブログが減っていくでしょう!

特に有料のアプリは、本当に欲しくて買ったアプリのおすすめ記事を書く以外、わざわざ興味のない有料アプリを買ってブログ内でおすすめするメリットがないため、より有料のアプリの紹介記事は減っていくと予想できます。

iOS、macOSのアプリのアフィリエイトをメインとしてiTunesアフィリエイトを活用していたブロガーの方たちは、最悪、iTunesアフィリエイトを利用しなくなる可能性も高いです。
アプリのアフィリエイトと異なり、他のアフィリエイトは報酬にたどり着くのが難しいです。
そのため、iTunesアフィリエイトの利用者が激減する可能性があります。

ブログ内でおすすめアプリの紹介が減っていくことで、ユーザーはネット上でアプリの詳細な使い方や利点などを調べづらくなることも予想できます。
そして、そのような状況になればなるほど、僕たちはApp StoreのTodayタブに依存することになります。
そうなってくると、iTunesアフィリエイトの対象にiOS、macOSのアプリがアフィリエイトの対象に戻る可能性がより少なくなることになると思います。

これから僕たちがするべきこと

今後、iTunesアフィリエイトを利用している僕たちパートナーは、このアフィリエイトを使ってどのように報酬を獲得するべきかを考えるべきです。

例えば、Apple Musicのアフィリエイトの報酬を得るために、Apple Music内にある曲に関する記事を書いたりできます。
Dolby Atmosに対応した4Kの動画をApple TVで視聴した時の臨場感などを記事にすることもできます。

このように、iTunesアフィリエイトのコンテンツにつなげる工夫がこれまで以上に求められるでしょう。
どのようにして、今後iTunesアフィリエイトと付き合っていけばいいのかをよく考えなければならない時期が僕たちに到来してしまったようです。