ドリームシアター来日!『IMAGES, WORDS & BEYOND』ライブレポ&セトリ 2017/09/11 ~リズムの大宇宙にいざなわれて~

ドリームシアター25周年ライブに行ってきました!
ドリームシアターのライブに行くのは初めてだったんですが、とにかく3時間感動しっぱなしでした!

Dream Theater 25周年ライブ パンフレット

感想は後にし、まずは以下にセットリストを記載します。





セットリスト

IMAGES, WORDS & BEYOND 25th Anniversary Tour at 日本武道館

Act 1:
1:The Dark Eternal Night


2:The Bigger Picture


3:Hell’s Kitchen


4:The Gift of Music


5:Our New World


5.5:Portrait of Tracy(Jaco Pastoriusカバー John Myungソロ
)

6:As I Am(曲の終盤でMetallicaのEnter Sandmanの一部を抜粋して演奏)


7:Breaking All Illusions

Act 2 (Images and Words):
0:Happy New Year 1992 – Intro Tape
1:Pull Me Under

2:Another Day

3:Take the Time(アウトロでJohn Petrucciギターソロ)

4:Surrounded

5:Metropolis Pt. 1: The Miracle and the Sleeper(曲の途中にMike Manginiドラムソロ)


6:Under a Glass Moon


7:Wait for Sleep


8:Learning to Live(イントロでJordan Rudessキーボードソロ)



アンコール:
A Change of Seasons: I The Crimson Sunrise

A Change of Seasons: II Innocence

A Change of Seasons: III Carpe Diem

A Change of Seasons: IV The Darkest of Winters

A Change of Seasons: V Another World

A Change of Seasons: VI The Inevitable Summer

A Change of Seasons: VII The Crimson Sunset



物販について

Dream Theater 25周年ライブ 物販
Tシャツ、パーカー含め、今まで行ったことあるライブの物販の値段よりファンにとって優しかったのが印象的でした。

プログラムっていう冊子があったんですが、買おうか迷っている間に売り切れちゃいました。
やっぱり欲しいと思ったら即決で買うべきですね。
買えなかったことをすごく後悔してます…

入場する前

Dream Theater 25周年ライブ 武道館前
武道館正面の写真です。
ドリームシアターと武道館の文字がいい感じに和洋折衷していますね。
渋いぜ!


なぜかはわからないんですが、入場する前に緊張してしまいました。
開場20分前くらいから、係員によって入場するための列を作り始めて、その様子を見ているとドキドキとし始めまして。

今からあのドリームシアターに会えるんだ、と…

開場してから

Dream Theater 25周年ライブ 開始前
武道館全体がもやがかっていい雰囲気醸し出していますね。

ドラムが真ん中に設置されているのが印象的でした。
そこからは、ドラムの存在をないがしろにしていないというバンドの意図を感じました。

どんなバンドでもドラムをないがしろにはしてはいないとは思いますが、やっぱりボーカルとかギターが目立つようなセッティングをしてたりと、ドラムは脇役という感じを受けてしまうバンドとかあったりするんで、個人的に好印象でした。


ドリームシアターのライブはライン入力で行い、アンプを使わないという話を聞いたことがあるのですが、今回のライブはどうだったんでしょう。
写真を見る限りでは右側にギターのアンプのようなものがあるようには見えますが。
誰か詳しい方、教えてください(笑

ちなみにライン入力でライブをすると音がはっきりまとまって聞こえるみたいですね。
普通のライブではアンプからの音と、アンプの音を拾った音をスピーカーから出力するのでアンプの音とスピーカーの音が混ざって音の輪郭がぼやけるらしいです。

ライブ開始直前

日本人のバンドと違って海外ではライブ中の撮影が禁止されていないみたいです。
なのでライブ中のシーンを撮影する気満々だったんですが、ライブ直前に撮影禁止とアナウンスされてしまいました。
日本のライブ運営会社のせいか? ケチくせー(笑

それともドリームシアターが例外的に撮影禁止しているのでしょうか。
とにかく残念でした。

ライブ感想(Act 1)

ってことでライブ開始しました!

時間通りにライブが始まったのが印象的でした。
日本人のバンドと違って時間に正確ですね!

ライブが始まってすぐに感じたのは、今まで聞いたバンドの中で一番アンサンブルがしっかりしている、ということでした。

とにかくバンドメンバー全員の息がぴったし。

かといってずっとぴったりというわけではなく、ギターソロとかではあえてJohn Petrucciが後ろのめりに弾いたりなどしてアンサンブルに緩急をつけていました。
緩急の付け具合からはジャズのフィーリングに通ずる何かを感じましたね。


そしてステージの真ん中に座している効果もあったのか、Mike Manginiの存在感がすごすぎて感動しました。

音源で聴くのとは全くの別物でした。
ドラムの絶対なる確信を持ったポリリズムやスリップビート(8ビートなどのスネアの位置を2拍、4拍の裏にずらしてリズムがずれたように聞こえさせる手法)によって、全力で観客を騙しにかかってきていましたね。

まさにここがリズムの正解だと言わんばかりにがんがん気持ちよくリズムを崩していく様は圧巻でした。

自然と体はつられ、いつの間にかリズムのブラックホールに引き込まれていく自分。
許される限界ギリギリまでやりたいことを表現するMike Mangini。
とにかく、全てが快感でした。


身体がドリームシアターのタイム感に馴染んだところで、まさかのJaco PastoriusのカバーをJohn Myungがしました。
そのソロからAs I Amへの流れは最高でした。
もちろんイントロはJohn Myungのベースから。

As I Am大好きなので生で聴けて本当に嬉しかったです。
ギターソロは音源で聴くほぼまんまの演奏で、再現度がすごかったです。

ライブ感想(Act 2:Images and Words)

20分の休憩を経て、ある意味、このライブの本番が始まりました。
Act 1ではImages and Wordsの曲を全くやる気配がなかったので、なんでこのライブの趣旨にImages and Wordsを前面に出してるのかなと思ってたのですが、Act 2に温存してたみたいですね。


Act 2に入って、改めて、全体の協調感がまじですげーなと思わされました。

曲の特徴的なフレーズにドラムが合わせて演奏したり、キーボードだけが目立つような静かになる場面では、さりげなく他の楽器が静かにその場を盛り上げていたり、とにかく表現することに対して貪欲なバンドでした。


またMike Manginiの話になっちゃいますけど、あの人、ハイハット、ライド、シンバルの使い方がまじでうまい。
曲の雰囲気にぴったり合わせてきますし、タッチもうまかったですね。
後、普通の人なら両手で刻むようなフレーズを右手だけでやっちゃうところとかも格の違いを感じさせていましたね。

ただの8ビートなのに右手の繊細な刻みによって緊張感が生まれて、それがよかったりして。

シングルストロークの速さが世界一に輝いただけあって、連打が神がかっていました。
あの領域まで行くと演奏と表現力の幅がぐんと上がるんだなと感じました。

そして、単純な8ビートにも説得力がありました。
スネアが常に気持ちいいところにズシンと入ってくるんですよね。


Metropolis Pt. 1の途中でドラムソロがあったんですが、彼のこれまでの演奏経験を垣間見ることができました。
テクニカルなことはあまりしてないのに、観客をぐっと惹きつける魅力がありました。
力強さの中に隠れる繊細なタッチ。
リズムの大宇宙にいざなうかのような表現(スリップビートなど)。
今思い出しても心震えます。

ドラムソロ後、キーボードのスリリングなフレーズにドラムが合わせるシーンがあったんですが、めちゃくちゃテンション上がりました。
原曲ではドラムはキーボードにがっつり合わせるということはしていないので、すごく新鮮に感じました。


Mike Mangini初参加のアルバム、A Dramatic Turn Of Eventsを初めて聴いた時にも思いましたが、彼は曲の特徴的なフレーズに合わせるのがうまいんですよ。
他のメンバーのいいところを殺さず、唯我独尊せずに雰囲気に溶け込み、きちんと自分のいいところを押し出す技術があると思います。

この技術は、特にフュージョン、ジャズ系のドラマーに多く見られる技術だと思うんですが、彼はそれを上手くメタルに昇華してるなと思います。

さすが元バークリー音楽大学講師、元Steve Vaiバンドの一員だったといったところでしょうか。
マンジーニまじパネー




そしてメンバーの演奏だけでなく、照明もやばいくらい曲にぴったりだったのが目に焼き付いてます。
上記のドラムソロ後のキーボードとドラムのフレーズに照明もぴったりくっついていたのが印象的でした。

僕はライブに行った時、照明も見たりして楽しむんですが、今まで行ったどのライブの照明よりも一番完成度が高かったです。


昔ながらのファンの人に言ったら怒られるかもしれませんが、僕はImages and Wordsはそこまで好きじゃなかったので、あまり期待していませんでした。

でも、ライブに行って生演奏聴いて大好きになりました。
なんといってもギターの音がめっちゃかっこいい。
ベースとドラムの絡みもスタジオ音源で聴くのとは異なる臨場感がありました。


スタジオ音源では前任のドラマーMike Portnoyの演奏だったので、違うドラマーが演奏することでここまで印象が変わるのかとも思いました。
ドラムのアレンジとバンド全体のアレンジもよかったです。

ライブ感想(アンコール)

アンコール始まるのめっちゃ早かった(笑
日本のバンドだと5分くらい間あけるのに対して、ドリームシアターは1分くらいでアンコール始めました(笑


アンコールではA Change of Seasonsが演奏されました。
この曲なんですけど2、3回しか聴いたことがなくて曲のノリについていけなかったです(汗
非常に残念でした。

でもやっぱり生演奏はかっこよかったです。

最後に

ライブは最高でした!
次回来日した時も絶対に行こうと思いました!
終わった時刻は22時前で、ボリューム満点の充実した時間でした。


ただ残念だったのが、James LaBrieのMCが聞き取れなかったことです。
英語勉強してるのに、英語の聞き取りができないってのは悔しいですね。

僕は主にリーディングの勉強をしているのですが、いつかは英語を喋ったり、聞き取れたりできるようになりたいなと思ってます。

次にドリームシアターが来日する時は、何を言ってるかわかるようになっていたいです!
また一つ目標ができました!

Dream Theater 25周年ライブ 終了時

ちなみにこの写真は、ライブ終了直後のステージの様子です。
ライブ終わって客がはける前に機材を片付け始めたバンドを見るのも初めてでした(笑


ライブレポ以外にアルバムのレビューもしてます。

元ドラマーがレビューする ドリームシアター【Train Of Thought】




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